ケーキを包むフィルムに夏場に欠かせない「保冷剤」。プラスチック製品などの原料となるナフサが使われているのですが、いま中東情勢の緊迫化で高騰しています。
富山市堀にある「菓子工房プチ・オワゾ」。シフォンケーキやシュークリームなどが人気の店です。
*お客さん
「友達にプレゼントしたくて。(ケーキは)癒し」
「プレゼントと自宅用に。ほっとブレイクタイムにいただこうと」
地元から愛されるこの店にも中東情勢の影響が…。
*菓子工房プチ・オワゾ 丸山敦子代表
「こういうのですけどセロファン」
Qこれはどういうときに
「乾燥を防ぐためケーキに巻いている」
ケーキを包むフィルムや、ゼリーやプリンを入れるプラスチック容器の価格が高騰しています。
*菓子工房プチ・オワゾ 丸山敦子代表
「シフォンケーキを包むのにどうしても必要、これをなくすわけにはいかない。必需品。値上がりしてしまったので、これは仕方ない」
また、商品に貼るシールの価格も次回の仕入れから25%上がると業者から連絡がありました。
さらに深刻なのが、夏場に欠かせない「保冷剤」です。
*菓子工房プチ・オワゾ 丸山敦子代表
「不織布タイプ。ケーキ屋はこちらを使っている店が多い。つるつるだと水滴がケーキについてよくない。(通常のものより)もともと高い保冷剤がさらに値上がりした」
この時期、商品の持ち帰りに必要な保冷剤。先月、仕入れ価格が約1.5倍に上がりました。
これらの要因が原材料に使われるナフサ不足。この店では今のところ、仕入れに制限はありませんが、今後に備え、普段より多めに仕入れたといいます。
*菓子工房プチ・オワゾ 丸山敦子代表
「これが裏に10ケースくらいある。夏だと毎月1ケースくらいは消えていく。バースデイケーキなど大きいケーキは、(保冷剤を)いっぱいつけないといけない。これからの時期はすごく減ってしまう」
店では保冷剤を必要な分だけ無料で渡しています。ただ、今の状況では商品の値上げを検討せざるを得ないと話します。
*菓子工房プチ・オワゾ 丸山敦子代表
「食材だけが上がっているわけではない。全てが上がってしまっている。値段を抑える努力はちょっと難しい。ただ値段を上げるだけだとお客さんが離れてしまう。(中東情勢の緊迫化が)早く終わってほしいただそれだけ」