生活に欠かせない水も値上げです。静岡県静岡市は、6月の使用分から水道と下水道の使用料金を値上げします。
高本圭市 記者:
まもなく始まる水道料金の値上げ。静岡市民に受け止めを聞きました。
女性:
日常の中で水道だけではないので、全体的に上がっているので相当厳しくなってくる。1つ1つを重ねていくと
女性:
いろいろなものが上がっているので、しょうがないと思いつつ、値上げに対応できるような補助があれば良い
女性:
ミルクとお風呂もしっかり入れたい。洗濯は1日に何回も回す
市民から聞かれたのは嘆きの声。
静岡市は来月、6月使用分から水道と下水道の使用料金を値上げします。
値上げ額は2~3人世帯の一般家庭の場合、2カ月で880円程度。
年間で5000円以上の値上がりとなります。
また飲食店など事業者の場合、値上げ率は25%にのぼる見込みです。
静岡市・難波喬司 市長(2024年2月):
能登半島の地震では、液状化で(水道管が)相当やられている。液状化への意識は今までなかった。液状化が起きる場所は(静岡市内にも)かなりあるが、管路を耐震化しても液状化でやられては何もならない。リスク評価をしっかりし、全体計画を作り直すのが大事
値上げの背景にあるのは、2024年の能登半島地震の教訓です。
被災地では、最大で約14万戸が断水し、復旧までに半年を要しました。
静岡市上下水道経理課・大竹透 課長:
静岡市では、(能登半島地震の)教訓も踏まえて、南海トラフ地震等の大規模な災害が発生した場合でも、病院などの重要な施設や避難所で水道・下水道が使用できる、そういった状況を目指すこととした
静岡市は水道管の耐震化計画を見直し、医療機関や避難所など重要な施設への給水ルートを優先的に整備する方針を決めました。
しかし、不足する財源は約1031億円にのぼります。
静岡市 上下水道経理課・大竹透 課長:
国の交付金等を活用して財源の確保等も進めていくが、それでもなお財源的に不足する。今回、料金改定をお願いすることになった
静岡市は、2040年までの15年間を集中投資期間として耐震化を加速し、今後3年ごと段階的に料金を引き上げる方針です。