ニューヨークの国連本部で続くNPT再検討会議に参加した「ナガサキ・ユース代表団」が核兵器をめぐり立場の違う世界の人たちに触れ合えたのは有意義だったと現地での活動を振り返りました。
20日は長崎大学で活動報告会が開かれ、県の内外からおよそ50人がオンラインで視聴しました。
「ナガサキ・ユース代表団」は、国際会議への参加などを通じて、核兵器廃絶に向け行動する若者を育成するプロジェクトです。
14期生には長崎大学の学生6人が任命され、4月下旬からNPT=核拡散防止条約の再検討会議に出席しました。
現地では会議を傍聴したほか、「NPTの弱体化をどう防ぐか」をテーマにしたサイドイベントを自主開催しました。
ナガサキ・ユース代表団 坂元あゆ子さん
「相手の意見の背景にある歴史や思い、そして国際社会の現状を理解しようと努めることで、自分の考えをより広い視野で捉えなおすことができたと感じています」
また、各国の政府関係者やNGO(非政府組織)とも意見を交わし、核兵器をめぐる立場や考え方の違いを肌で感じたと言います。
ナガサキ・ユース代表団 嶺井花音さん
「過去に核兵器を保有しながらも、自ら廃棄した経験を持つ国の視点からは、”核兵器の存在自体が不安定さを生む”という強いメッセージを伺いました」
「核抑止を重視する立場と、廃絶を強く訴える立場の両方に触れることができたのは、非常に貴重な経験でした」
メンバーは今後、高校生など若い世代に活動を通して学んだことを発信していく予定です。