医薬品の配送の効率化を図ろうと岡山大学病院が岡山市民病院と連携し「共同配送」を始めることになりました。国立大学病院と公的医療機関が「共同配送」を行うのは全国で初めてです。
(千葉知里記者)
「こちらが一括配送を行うトラック。6月1日から運用が始まる」
岡山大学病院が岡山市民病院と連携して運用する「おくすり共同配送車両」。これまではそれぞれの卸売り業者から個別に医薬品の配送が行われていましたが、6月からは専用のトラックで一括で行います。複数台の配送車両が重複して走行していることを受けての対応で、共同配送により、配送回数を88%削減でき、ドライバー不足の解消、輸送コストの低減が図れます。
岡山大学病院は2年前から岡山市民病院などと連携し、医薬品の価格交渉などを共同で行い一括で購入する共同調達も進めていて、今回、共同配送と組み合わせることで医薬品の安定的な供給体制を構築することができるとしています。
(岡山大学病院 前田嘉信病院長)
「患者に必要なタイミングで必要な薬が確実に届くことが非常に重要。効率よく薬を届けるという点で非常に画期的。全国初の取り組みなので(配送における) 課題解決を持続可能なものにできれば」
岡山大学は今後、島根大学病院とも連携し、医薬品の共同調達・共同配送のノウハウを県外にも広げていきたいとしています。