秋田県大館市は21日、クマが市街地に出没し、その場にとどまったことを想定して訓練を行い、緊急銃猟の流れを確認しました。
県の情報マップシステム「クマダス」には、4月から5月20日までに、前年の同じ時期を578件上回る、879件のクマの目撃情報が投稿されています。
こうした事態を受け、大館市では21日、市の職員や警察、猟友会など40人が緊急銃猟を想定した訓練に臨みました。
大館市では2025年の1年間に7人がクマに襲われてけがをしましたが、これまでに緊急銃猟は実施されていません。
訓練の想定は、クマが市営住宅の敷地に出没し、とどまっているというものです。
はじめに関係者が集まり、現地本部を設置しました。
緊急銃猟の実施が決定すると、市と警察は住民を避難場所に誘導します。
周囲の安全が確認されたら、猟友会が建物の2階からクマに向けて発砲しました。
その後はクマが死んだことを確認し、運び出します。
大館市林政課・小棚木信晴課長:
「訓練を継続していくことでスムーズに対応できるように、これからも訓練をやっていきたい」
大館市では4月以降、55件のクマの目撃情報があり、関係者は警戒を強めています。