国際便の運休などで、厳しい経営が続く富山空港。富山県はその愛称「富山きときと空港」の変更を決めました。新たな愛称には「高山」や「寿司」を盛り込む案があがっています。


21日に開かれた国際線の利用促進策を話し合う県の会合。4月に県から富山空港の運営を任された富山エアポートの岡田信一郎社長が登壇し、「愛称の変更」を提案しました。

*富山エアポート 岡田信一郎社長
「インバウンドに人気のある「高山」。『寿司といえば、富山』の「寿司」、高山、寿司をいれることによって世界何十億人の方に対して認知度をあげて富山にお越しいただくことができないか」
10年以上続いた愛称「富山きときと空港」からの転換。提案の背景には、厳しい経営の実態があります。

2025年に富山空港の国際線を利用した人は2024年から4割減り、2万8163人となりました。大連便や上海便の定期便の運休が大きな要因です。
富山空港の赤字は長年続いていて、特にコロナ禍以降は赤字が拡大しています。
愛称の変更は、「民間事業者」だからこそできる反転攻勢の一手です。

*富山エアポート 岡田信一郎社長
「県行政は自分の所だけをPRするが観光客には関係ない行政境は。同じ経済圏で人が行き来する場所を捉えるのは民営化したからこそできること」
これに対し新田知事は賛同の意向を示し、新たな愛称を「早急に決めたい」と述べました。

*新田知事
「今の愛称も10年以上親しんで使われてきたが、インバウンド需要を考えると、考えるべき時期かと思っている。できるだけ早く決めたい。限られた文字数の中でいかにアピールする名前にできるかがポイント」

いまの愛称「富山きときと空港」は、2012年に置県130周年の記念事業として、公募で決まりました。
新たな愛称に「寿司」や「高山」を盛り込むという案について空港の利用者は。

*県民
「来やすくするってこと?便乗して富山も栄えるならいい。でもちょっとさみしい」
*県民
「寿司は有名だが、高山は…うーんという感じ」
Q自分の県にある空港に隣の県の名前が入るのもという意見もあるが?
*横浜から出張
「来る人は気にしないです」

*韓国人の旅行会社勤務
「空港の名前に寿司?僕はちょっとおかしいと思います。富山高山空港それは大丈夫。地域の名前が入るのがいい」

*北海道からの旅行客
「寿司、寿司がおいしいんだろうなと期待にはなる。旅行する側からしたら」
新田知事は新しい愛称について、公募にこだわらず早急に決めたいとしています。
(富山テレビ放送)
