鹿屋市など4つの市と町のふるさと納税返礼品をめぐり、水迫畜産による牛肉の産地・種類の不正表示が問題となっていたが、返礼品事業者の財宝が寄付者に対し「同等の金券」で補償することが明らかになった。4市町村のうち、伊仙町に対して当初、水迫畜産側から示された対応は「500円か1000円の金券」というものだったといい、補償内容の行方が注目されていた。

4市町の寄付者が対象、財宝が補償を表明

鹿屋市に本社を置く財宝は、ふるさと納税の返礼品事業者として鹿屋市、垂水市、姶良市、伊仙町の4つの市と町に対し、水迫畜産の商品を取引していた。

不正表示の商品を受け取った寄付者への補償を求めていた4市町に対し、財宝は5月20日までに「受け取った商品と同等の金券で補償する」と伝えたという。

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当初は「500円か1000円」の金券案も

補償を巡っては、伊仙町の伊田正則町長が当初の経緯を明かしている。水迫畜産側から最初に示された対応は「500円か1000円の金券で対応する」というものだったといい、寄付者が実際に受け取った返礼品の価値とは大きく乖離した内容だった。

写真は水迫畜産・水迫栄治社長
写真は水迫畜産・水迫栄治社長

今回、財宝から示された「同等の金券」という補償内容は、こうした当初案から大きく改善されたかたちだ。

今後は財宝と4市町で協議へ

具体的なスケジュールや金券の発送方法などについては、今後、財宝と4つの市と町の間で協議が進められる予定だ。寄付者のもとに補償が届くまでには、なお時間を要する見込みである。

地域のふるさと納税制度への信頼を取り戻すためにも、関係自治体と事業者による迅速かつ丁寧な対応が求められる。

(動画で見る▶水迫畜産の不正表示問題 財宝を通して取引の4市町村に「金券で補償」)

鹿児島テレビ
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