中東情勢の混乱を背景に原油価格やナフサ価格の高騰が続いています。

先行きが見通せない中、影響は県内のクリーニング業界にも広がっています。

諫早市のクリーニング工場です。

19日も、市内の工場や病院などから届いたユニフォームやタオルなどを洗濯していました。

県クリーニング生活衛生同業組合 井上 隆 理事長
「全部、軒並み上がっています」「早く落ち着いてもらわないと困る」

ドライクリーニングに使う溶剤や服を掛けるハンガーなど、クリーニング業界では石油由来の多くの製品を扱います。

アイロンがけや衣類の乾燥などの工程にも石油由来の原料が欠かせません。

県クリーニング生活衛生同業組合 井上 隆 理事長
「ボイラー室です」「これで蒸気を発生して、熱源なんです。熱源がないとクリーニングできないから」

ボイラーを動かすには1日約250~300Lの重油が必要です。

重油の価格は2025年と比べて1Lあたり60円ほど上がり、ドライクリーニング用の溶剤も5月に入って100円ほど上がったといいます。

作業効率を上げて工場の稼働時間を短くしたり、溶剤を回収して再利用したりと企業努力を重ねていますが、20日以降、服にかけるビニールの価格も約4割上がります。

中東情勢の影響を受けた原油価格の高騰はクリーニング業界にも大きな打撃を与えています。

テレビ長崎
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