発掘調査が行われている宜野湾市の普天満宮洞穴遺跡から、沖縄県内では最古とみられる石英でできた剥片石器が新たに見つかりました。
剥片石器を発見したのは、4年前から普天満宮洞穴遺跡で発掘調査を続けている沖縄国際大学の考古学研究室です。
県内ではこれまでにも南城市のサキタリ洞穴などで石英でできた剥片石器が見つかっていますが、約1万8000年前の旧石器時代の地層から出土したのは初めてです。
同じ地層から見つかったイノシシの骨には肉を削ぎ取った痕跡が見つかり、石器が使用されたものとみられています。
沖縄国際大学総合文化学部社会化学科 新里貴之教授:
(イノシシの解体に)貝器を使っていたんじゃないかと色いろ考えましたが、証拠として(石英製の)石器が切るための道具が出てきているのでほぼ確実だろうと
また、洞穴の外では石器の材料に使われた「黒色片岩」も見つかり、新里教授は「琉球列島に人が渡り定着するまでの経過を辿る資料として役立てていきたい」としています。
考古学研究室は8月にも5回目となる発掘調査を行う予定です。