22日、2カ所で相次いで発生した岩手・大槌町の山林火災は、焼損面積が23日の約6倍に拡大しています。
大槌町の避難所となっているホテルから平井瑠悦記者が中継でお伝えします。
目の前には吉里吉里地区の山が見えるのですが、白煙が立ち上っています。
正午前から煙の量は多くなり、今も勢いは衰えていません。
大槌町の山林火災は、小鎚地区と吉里吉里地区周辺で発生しています。
焼損範囲はあわせて1176ヘクタールに達し、23日の町の発表から約6倍に拡大していて、住宅1棟を含む8棟が焼損したということです。
現在、大槌町の避難指示の対象は1541世帯、3233人に拡大しています。
このホテルには吉里吉里地区にある高齢者施設の利用者や職員が避難していますが、一時的な避難所だったため、25日で利用が終わることから、24日、利用者は大船渡市などの別の高齢者施設への移動を始めました。
また、直線距離で500メートルほど離れた吉里吉里学園小学部には避難所が開設されていましたが、火の手が迫りつつあるということで、別の公民館に避難所を移しました。
避難している人からは「不安。けっこう燃えているのも見えるので、早く鎮火鎮圧してほしい」と不安の声が聞かれました。
このホテルでは体調不良を訴える利用者も出ているということで、避難者は身も心も休まらない日々が続いています。