23日午前10時ごろ、沖縄・恩納村で撮影された映像では、アスファルトをたたきつけ波打つ雨が確認できます。

当時撮影された恩納村の「琉球村」では、伝統芸能のエイサーが行われていましたが、この音をかき消すほど雨音は大きかったといいます。

発達する低気圧の影響で、西日本から東日本では23日夜にかけ強い雨が降る見込みです。

富山・立山黒部アルペンルートにある室堂に設置された情報カメラの映像では、23日午前7時には山々が見えていましたが、午後1時半過ぎには降り出した雨で視界が悪くなり、観光客も傘をさしながら雪道を歩く様子が見られました。

東京・渋谷のスクランブル交差点でも、行き交う人たちで傘の花が咲きました。

関東では、23日の帰宅時間帯から24日にかけて暖かく湿った空気が流れ込み、程度によっては横殴りの強い雨となる恐れがあります。

一方、一刻も早く雨が待ち望まれるのが、22日に岩手・大槌町で発生した山林火災の現場です。

一夜明けても、山から大量の煙が立ち上っている様子が確認できます。

大槌町の山林火災は、22日午後2時ごろに小鎚地区、さらに午後4時半ごろに約10km離れた吉里吉里地区周辺と2カ所で発生しました。

延焼範囲は合わせて約200haに達し、建物は住宅1棟を含む7棟が全焼したとみられます。
この火災で、町は1229世帯、2588人に避難指示を出しています。

町では「何日か前が地震ね、津波。それが今度、山火事でしょ。なんか災害が多い」といった声が聞かれました。

周辺では枯れ草が燃え広がり、大きな木に燃え移っているような様子も確認できます。

実家の近くまで火の手が迫っているという男性は、隣の釜石市から現場に駆け付けました。

男性:
情報いろいろ入ってきて、家が燃えたとか、すぐ近くまで来てるとか。

実家には母親が住んでいるといいます。

男性:
多分親戚の家に避難していると思うんですけど。ちょっと連絡も取れてなくて。

大槌町には3日前に三陸沖で発生した地震により、現在も後発地震注意情報が発表されていて、さらなる不安が広がっています。

現在も燃え続ける山林火災。

一部の地区に避難指示が出されている大槌町ですが、避難所から見えるのは、延焼が懸念される我が家です。

避難所では「やっぱ家が心配で。地震で津波とかも怖かったじゃないですか。何でこんなに続けて起こるのかって、すごく不安になりました」「早く鎮火して家に帰りたいです」などの声が聞かれました。

県や自衛隊のヘリが放水するなど、懸命な消火活動が続いています。

一方で、大槌町周辺では26日まで雨が降らず、晴れた日が続く見込みです。