広がる住民の不安と怒り

建設の動きは、周辺の自治体にも広がっている。プリンス・ウィリアム郡では、住宅街の目と鼻の先に、本格稼働を控えたデータセンターがある。

センターの目の前に住んでいる女性は「郡は『大きな歳入になり、素晴らしい』と考えているが、地元にどんな影響を及ぼしているのか、全く理解していない」と漏らす。

センターは、夜間も照明が消えない。本格稼働を前に、女性は20年近く住んだ家の引っ越しを検討している。

また、世界最大級のデータセンター建設が計画されている別の地域では、元はデータセンターを建てられない土地の区分だったにも関わらず、自治体が変更を住民に対して十分に知らせないまま建設を承認したとして、訴訟に発展している。

データセンター側は、郡と締結した「秘密保持契約」があるため、住民らは実際にどこに建設されるのかも分からないという。

住民側は3月末、控訴審で勝利。自治体側が上訴を断念し、住民側が事実上、計画を阻止した。

データセンター巡る問題 日本でも

データセンター建設を巡る問題は、日本でも起き始めている。

千葉県印西市では、町の中心部にあるマンションの目の前に建設が予定され、トラブルとなっている。

建設予定地の前に住む人:
目の前にどーんと大きなデータセンターが建設される予定。

データセンターは、法律や手続きでは「工場」ではなく「事務所」として扱われることが多く、商業地にも建てられる。今後もこのままで良いのか、法整備の課題が浮上している。

確実に起きるだろう社会課題に、私たちも真剣に向き合う時期が来ている。
(「イット!」4月22日放送より)

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弓削いく子
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心身を整えるためにヨガをこよなく愛す。
Where there’s a will, there’s a way.
FNNニューヨーク支局長。ニューヨーク市生まれ。1993年フジテレビジョン入社、警視庁、横浜支局、警察庁、社会部デスクなど、駆け出しは社会部畑。2010年からはロサンゼルス支局長、国際取材部デスクを経て現職。

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