「メンズ地下アイドル」による高額なファンサービスを目当てに、中高生が路上売春を行うケースが相次いでいることが分かった。適法な営業との線引きが難しく、制度面での対策が課題となっている。
「好きだから」資金集めに路上売春
いわゆるメンズ地下アイドル=メン地下は、大手芸能事務所に所属せず、小さな会場でライブ活動を行う男性アイドル。取材した15歳の少女は、中学2年生から複数の「メン地下」に、あわせて300万円ほど支払い、その資金のため東京・歌舞伎町の路上に立って売春をしていたという。

「メン地下」のために路上売春をしていた少女(15):
これ(ペンライト)10万、10万です。(そこまでお金を払った理由は?)やっぱ好きだったから。距離が近いっていうのがある。

歌舞伎町で取材をすると、実際に10代の女性が「メン地下」のために売春の客待ちをしていた。
「メン地下」のため路上売春をする10代女性:
(いつからメン地下にはまってる?)去年。ユニバ(ユニバーサル・スタジオに行く)、300万円だせば。
「メン地下」をしている男性は、「コスパがいい。向こうも好きで使ってるし、頼んでるわけでもないし」と話す。

近年、ホストの売掛金問題については、風営法の改正で対策が強化されたが、「メン地下」については制度面の対策は取られていない。
警察庁は取材に対し、「未成年の売春行為の一因になっているケースを把握している」とした上で、 「アイドルの定義が曖昧で、適法な営業との区別が困難。現行法の中で違法に当たる行為は取り締まりしていく」とコメントした。
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