子供のころに東日本大震災を経験したことから消防士になる夢を抱き、それを実現させた新人消防士が、4月10日、宮城県消防学校に入校しました。
入校式には宮城県内11の消防本部に採用された新人消防士、18歳から26歳までの106人が出席しました。
式では大内伸校長が、「震災から15年が経過し復興が進む一方、災害が複雑化・多様化している。心身の鍛錬に取り組んでほしい」と激励しました。
総代 猪狩豪之(いがり・つよし)さん(26)
「消防精神のかん養と消防の任務遂行に必要な知識技能の習得に一意専念することを固く誓う」
総代として決意を述べた、福島県南相馬市出身の猪狩豪之さん(26)。
震災発生当時、福島市内に住んでいて、災害救助にあたる消防士の姿を見て、消防士を目指しました。
猪狩豪之さん(26)
「消防士が住民を助ける、優しく接する姿を見て消防士になりたいと思った。災害現場の第一線でたくさんの方の命を救い、寄り添えるような消防士になりたい」
新人消防士たちは1年間、救助や救急などの基本を学び、来年3月下旬から任務にあたります。