加賀市にそびえ立つ70メートルを超える大観音像。
この観音像の航空障害灯が点灯しない状態が続いているとして所有する会社に改善命令が出されました。全国でも初めてのケースです。
大阪航空局によりますと、加賀市作見町にある観音像は、高さが73メートルあり、航空法で航空障害灯の点灯が義務づけられています。
しかし少なくとも2006年から20年にわたり点灯しない状態が続いていました。
航空局はこれまで観音像を所有する京都市の洛悠M1に対し、2023年3月から指導を続けてきましたが、いっこうに改善されず、9日付けの改善命令書を10日所有者に手渡したと言うことです。
航空局によりますと所有者は「わかりました」と述べ改善命令書を受け取ったと言うことです。
洛悠M1は、今年12月9日までに航空障害灯を復旧させ文書で報告する事が求められ、違反すると50万円以下の罰金が科されるという事です。
観音像を巡っては、1988年に観光施設の呼び物として建設されましたがバブル崩壊などで経営母体が破綻、その後、競売を何度もくり返し、2022年から洛悠M1が所有していました。
航空障害灯の管理に関する法律で改善命令が出されるのは全国で初めてだという事です。