物価の上昇を反映した2月の実質賃金は、2カ月連続でプラスとなりました。
全国の従業員5人以上の事業所3万余りを対象にした「毎月勤労統計調査」(速報値)によりますと、働く人1人当たりの「現金給与総額(名目賃金)」は29万8341円で前の年の同じ月から3.3%増え、50カ月連続の上昇となりました。
また、物価の変動を反映した「実質賃金」は、前の年の同じ月から1.9%増加して、2カ月連続でプラスとなり、賃上げが物価上昇を超える状態となっています。
一方で、中東情勢の悪化により物価高が再び勢いを増す懸念が広がっていることについて、厚生労働省は「影響が出るとすれば3月以降で、今後の動向を注視したい」としています。