ここからは取材した廣瀬記者です。

【原竹】
県内すべての市町で保護者の負担がないということですが市町によって給食費は違うのではないですか?

【廣瀬】
そうなんです。たとえば佐賀市の場合は、小学生の給食費は月に約5382円です。
国の基準額5200円との差額182円は市の予算で補助し、実質保護者負担が無しとなるわけです。
また、県内の半分以上の市町で5200円を超えていますが、同様に公費などでまかなっています。
結果的に県内全ての市町で公立小学校の給食費がいわゆる無償化となりました。

【鶴丸】
あくまで国の支援は小学生ということですが、中学生は?

【廣瀬】
中学生は市町によって対応が違います。
太良町や上峰町などこちらの7市町は今回の支援より前から独自の予算で中学生まで無償化していました。
今年度から変わった地域もあります。
伊万里市や鹿島市など4市町は、小学生の無償化に合わせて中学生も無償としました。
このほか武雄市では半額補助、神埼市では3年生だけ無償など一部無償の自治体もあります。

【森井】
完全無償化にしたところもあればそこまでは対応できないというところもあるんですね。

【廣瀬】
8日取材した鳥栖市では今年度から小中で給食無償化がスタートしました。
市に聞くと、「さまざまな意見があったが子育て支援充実のため思い切って判断した」と話していました。
いっぽう、中学校で無償化していないある市町の担当者は、「物価高で給食費が値上がりしても保護者の負担が増えないよう補助している」としています。
また九州内を見てみると鹿児島市や熊本県八代市など小学生でも保護者の手出しが必要な地域もあります。

【原竹】
限られた予算の中でも子育て支援に力を入れているんですね。
これは今後も続いていくんでしょうか?

【廣瀬】
国の支援について来年度以降は明確になっていません。
今回取材をしても給食の食材費などが年々上がっている市町が多かったので国の支援が来年度以降も続くのか、また支援金額も増額されるのかも注目されます。

【原竹】
ここまで学校給食の無償化についてお伝えしました。

サガテレビ
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