宮城県内有数のサクラの名所、大河原町の「一目千本桜」は、4月7日に満開となりました。 その一目千本桜の魅力を、サクラの季節だけでなく長く楽しんでもらいたいと、新しい試みが始まりました。
大河原町と柴田町の白石川沿いに続く「一目千本桜」。
宮城県内有数のサクラの名所は7日に満開となり、今まさに見ごろを迎えています。
7日は風が強かったものの、多くの人たちが満開のサクラのトンネルをくぐり、写真を撮るなど美しさを堪能していました。
仙台から
「一目で見えるのが素晴らしい」
台湾から
「こんなに美しい桜は見たことがない」
近所から
「きれい、きれいとしか言えない」
しかし、老木も増えています。
記者リポート
「樹齢100年を超える木が多い一目千本桜では、定期的に枝の剪定が行われているそうです。剪定された枝を有効活用し、あるものが完成しました」
世界にひとつだけ、淡いピンク色のシルクで制作されたウェディングドレスです。
この色のもとになったのが、一目千本桜の枝から抽出された染料です。
これまで、剪定されたり朽ちたりした枝は、ほとんどが廃棄されていましたが、地域の新しい観光の目玉にしようと、枝から抽出した色で染めたウェディングドレスが製作されました。
色を抽出したのは、地元・大河原町の草木染の染め師で、枝を煮詰め10日間ほどかけて染料にし、シルクを染めあげたということです。
その後、デザイン、縫製を行い、およそ3カ月かけて桜色のウェディングドレスが完成しました。
同じ染料を使った打ち掛けも披露され、一目千本桜が和洋それぞれの婚礼衣装に生まれ変わりました。
染め師 佐藤美佐子さん
「この季節に関わらず、一目千本桜から抽出した液で作った。1点物の衣装をまとって、自分の人生の中の一つの思い出になればいい」
今後は、このウェディングドレスや打ち掛けを着て記念撮影する、ウェディングフォト体験も行う予定で、国内外の観光客に一目千本桜の魅力を広く発信するということです。
一方、仙台市内のサクラの名所も、花見をする人でにぎわっていました。
高橋咲良アナウンサー
「仙台市太白区の三神峯公園は、4月6日に満開を迎えました。7日も平日にも関わらず、大人から子供まで多くの方が花見を楽しんでいます」
子供たちも思わず走り出すほど、春らしい景色が広がる園内。
ソメイヨシノやヤエザクラなど、およそ550本のサクラが植えられていて、今まさに見頃を迎えています。
午前中は穏やかな天気となり、満開のサクラと記念撮影をする人が多く見られました。
こちらの姉妹は、小学校入学と年中さんへの進級を記念して写真撮影。
母親
「満開の時期に撮影に来られてすごく嬉しい。4月8日の小学校の入学式で新生活が始まりますが、親もドキドキワクワクとても楽しみです」
この時期は、カメラマンも大忙しです。
カメラマン
「4月7日は6組くらいでそんなに多くないですが、4月8日は10組以上予約がはいっていて、1番頑張りどきかなと。サクラがすごく綺麗なので、とても良い表情をしてくれて撮っている私もうれしいです」
園内には樹齢100年以上のサクラもあり、見事な枝が、手が届く高さまで垂れ下がり、サクラの下でお弁当を食べながらお花見を楽しむ親子もいました。
Q.どうですか、このサクラ?
女の子「とてもきれいです」
男の子「たのしい」
Q.サクラの下でお弁当食べるとどう?
男の子「たのしい」
Q. 好きなおかず入ってる?
男の子「全部!」
三神峯公園には、早咲きから遅咲きまで30種類以上のサクラがあり、4月いっぱい様々なサクラの彩りを楽しめそうだということです。