日本では2人に1人がかかるとされるがんの早期発見につなげようと、島根県美郷町は尿検査によるがんのリスク検査を新たに導入、検査にかかる費用の一部を町が公費で負担する制度を始めました。

Craif株式会・社市川裕樹さん:
「がんを早期発見できるのではないかということを我々は考えて研究開発をして、開発したのが『マイシグナル・スキャン』という製品になります」

美郷町が新たに導入したのは、「マイシグナル・スキャン」と呼ばれる尿検査のキットを使ってがんのリスクを調べる検査です。
名古屋大学発のベンチャー企業が開発しました。

がん細胞が放出するマイクロRNAを尿の中から抽出し、AIで解析。
すい臓がんなど10種類のがんについて種類別にリスクを調べます。

美郷町は40歳から74歳までの町民で2026年度、人間ドックや特定検診を受ける人から抽選で100人にこの検査を提供、通常7万円かかる費用の一部を公費で補助し、1万5000円の負担で検査を受けられるということです。

美郷町・嘉戸町長:
「がんに対して意識を高めて、町民にとっても良いし、町にとってもいという状況になっていけたら」

自治体がこの検査に公費で補助を行うのは全国で初めてだということです。
町は、日本では2人に1人がかかるとされるがんの早期発見につながればと期待しています。

TSKさんいん中央テレビ
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