熊本市内の国道で12日の夜、信号待ちをするタクシーのドライブレコーダー映像。

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すると、突然…!

「うわ、燃えてる!」「どこ走ってる!」

画面左側から、猛烈な勢いで現れたのは、荷台部分から火の手が上がるトラックだ。

車体が見えなくなるほどの、激しい炎に覆われている。

多数のカメラが捉えていた「燃え盛る車」

車内をとらえた映像では、すぐ横を走りすぎる瞬間、猛烈な光が差し込む。

「うわ、燃えてる!うわ」

さらに、別のタクシーでも…

2人の客が思わず身を寄せ合う様子が映っていた。

「何ですか、これ…」「いやあ…」

その後、進んでいくと、まだ火が付いている残骸がいくつも落ちていた。

路上に点々と落ちている燃える残骸
路上に点々と落ちている燃える残骸

道路上に突如姿を現した、炎に包まれたトラック。その正体は…?

目撃者
昔から結構有名で、近くの繁華街でよく見かける。焼き芋(販売)してる。

燃えていたのは焼き芋の移動販売車だった。

夜の繁華街に姿を見せる、地元では有名な存在だというが、この日、その炎に包まれた姿が各所で目撃され、通報が相次いだ。

国道近くの防犯カメラも、その姿を捉えていた。

目撃者
道路全体に火が散乱してて、ビニールが燃えて消えない状態で。鍋とかやかんとかに水入れて火を消して…

その後、燃えさかった車が停車すると…

近隣住民
車が焼けてるって!あれ危ないんじゃない?ほら!危ない危ない、あの車危ないよ。

取材で確認できただけでも、燃えた状態のまま、少なくとも2km以上走行したことが分かった。

一体何が起きていたのか?

本人に聞いた炎上走行を続けた理由

Mr.サンデーは運転手本人に話を聞くことが出来た。

焼き芋販売車の運転手(77)
走行中、煙が見えて異変を感じたので車を止め、消火器を使おうと思ったが、火の回りがあまりにも早かった。そこで近くの消防署に駆け込まなければと必死になってしまった。

炎上したまま走行していたワケは、近くにある消防署に向かうためだったという。実際、消防署の前に到着し、火を消したのは、消防隊員たちだった。

この騒動に運転手は…

焼き芋販売車の運転手(77)
電気系統の漏電が原因ではないかと思うが周囲に迷惑を掛けてしまい、申し訳なかった。

(「Mr.サンデー」 3月22日放送)