宮城県美里町で、およそ4万平方メートルの水田の上に大規模な太陽光発電設備が完成しました。稲作を行いながら発電し、隣接するレタス生産工場の電力のおよそ8割をまかなうことができるということです。
この発電設備は、美里町で、国内最大級のレタス生産工場を運営する農業法人「舞台ファーム」が建設したもので、およそ3万9000平方メートルの水田の上に太陽光パネルが並びます。
高さが3メートル以上、支柱の間隔がおよそ4.7メートルあり、稲の生育に十分な日光を取り込むことができ、パネルの下の水田に農業用機械が入ることもできるということです。
設備を建設した「舞台ファーム」は、農作物を生産しながら電気を作り出す「営農型太陽光発電設備」としては、国内最大級だとしていて、稲作を行いながら作り出した電気は、隣接するレタス工場で使い、必要な電力の8割をまかなう計画だということです。
舞台ファーム 針生信夫社長
「ソーラーパネルの下が木もれ日のある素晴らしい農地という可能性があるので、お米もしっかり作れますし、発電もしっかりしていただける。この素晴らしいミックス、エネルギーの設備を多くの皆さんに広げていきたい」
農業の担い手不足が全国的な課題となる中、舞台ファームは、宮城県内外のコメ農家などにも、この設備の設置を呼びかけ、農家の所得向上を図りたいとしています。