石窯で焼き上げた本格ピッツァが味わえるイタリアンレストランが岩手県一関市にある。一関インターチェンジから車で約5分、のどかな風景の中にたたずむ「Cafeterrace(カフェテラス)空と樹」だ。
店主の大田瞬さんは「開放感のある空間で、ゆっくりと食事を楽しんでもらえる場所を作りたかった」と話す。
緑に囲まれた空間で、地元野菜を使った料理を中心に、パスタやピッツァ、ブリュッセルワッフルなどを提供している。
数あるメニューの中でも人気の平日ランチコースを2つ紹介する。
「石窯ピッツァコース」は、彩り豊かな前菜の盛り合わせからスタート。乾杯用のドリンクは、ノンアルコールワインなどから好みで選ぶことができる。
地元野菜を中心に一品一品に工夫が凝らされた前菜は味わい深く、華やかな気分にさせてくれる。
選べるピッツァは、マルゲリータと自家製の生ソーセージを使ったビスマルクのハーフ&ハーフを選択。特製の石窯で焼き上げられ、生地は表面がカリッと、中はもちもちとした食感が特徴だ。コースのピッツァはボリュームも満点だ。
生地には独自配合の3種類の小麦粉を使用し、小麦の香ばしい風味が引き立つ。サルシッチャや生ハムとの相性も良い。
もう一つのランチメニュー「選べるパスタコース」では生パスタを使用。この日は「天使の海老のトマトクリームパスタ」を選択
天使の海老はニューカレドニア産で、殻が柔らかく頭以外は食べられるという。
煮出したうまみが、クリーミーなトマトソースに溶け込み、濃厚ながらも酸味があり後味はさっぱりとしている。
コースの後は、ブリュッセルワッフルがおすすめ。甘さ控えめのワッフルにトッピングがたっぷりだ。
外はサクッと香ばしく、中はふんわり軽い食感。マスカルポーネクリームとイチゴのジェラートを求肥で包んだ和風仕立てのスイーツとなっている。
店主の大田瞬さんは宮城県気仙沼市の出身。東日本大震災で県外から訪れたボランティアと出会い、その縁で食の世界へ進み大分県のイタリア料理店で修行した。
岩手県に戻り、一関市内の道の駅でテイクアウト専門店を経営。約4年前に現在の店をオープンさせた。
人をつなぎ、そして笑顔にする「食の持つ力」をピッツアに込める。
Cafeterrace空と樹 大田瞬店主
「料理や食事する空間で、ちょっとだけ非日常感を感じながらゆっくりして、あとは(気兼ねなく)何でも言ってもらい(店では)それに応え(客に)満足してもらいたい」
これからの季節、開放的な雰囲気のカフェテラスでゆったりと過ごしながら、本格イタリアンを楽しめる「Cafeterrace空と樹」。
地域に根ざした一軒として今後も注目されそうだ。