鳥取市の70代の女性が警察官を騙った男らにだまされ、約2320万円を奪われたことが分かり、警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
また犯行に使われた「偽の逮捕状」を公開するなどして、被害防止を呼びかけています。
被害にあったのは鳥取市の70代の女性で、1月5日ごろに女性宅にかかって来た警視庁の警察官を名乗る男からの電話がきっかけでした。
女性は電話で「暴力団員が関わっている事件に関与していると見て捜査している」などと告げられたほか、後日、自宅にレターパックに入れられた逮捕状が届き、動揺したということです。
その後、男らから「捜査に協力しないと逮捕することになる」と言われた上で、「お金の指紋を照合する捜査をする」、「毎日ATMで限度額までお金を下ろし、自宅で保管してほしい」、「職員が回収に行く。照合が終わればお金は返す」などと要求され、女性は自分の無実を証明するため応じたということです。
そして2度に渡り、玄関先に現金を袋に置いていたところ、何者かに持ち去られました。
その後、2月27日から連絡が取れなくなったことから息子に相談したところで詐欺だと気づき、約2320万円を奪われたことが分かりました。
警察は、警察官や検察官を名乗り捜査名目でお金をだまし取るニセ警察詐欺が多発していることから、犯行に使われた「偽の逮捕状」を公開するとともに、レターパックで逮捕状を送ることは絶対になく、お金を自宅に保管するよう指示したり、回収に行くこともないとして、改めて注意を呼び掛けています。