後者の場合、業績の悪化した銘柄である可能性が高まります。
業績悪化が続くと見られる銘柄は投資家が敬遠するため、どんどん株価は低くなる傾向にあります。業績が悪いのであれば、配当金の額も減る可能性は高いでしょう。つまり、配当利回りが高いだけで飛びついてしまうと、損をする可能性が高いというわけです。
高配当株に投資する場合には、業績は好調なのか、財務は健全なのかは必ず確認しましょう。また、そうした、値下がりのリスクや減配(配当金の減額)のリスクを下げるためには、1銘柄や2銘柄に集中投資するのではなく、10銘柄から20銘柄に分散して投資することが大切です。
私も業績や毎年の配当金の推移などを分析し、10銘柄程度に分散して投資しています。
連続増配株って?
では、連続増配株とはどのような銘柄なのでしょうか。
連続増配はトップの花王で31年(2026年3月末時点)。これでも十分にすごいことだとは思いますが、記録としては米国株より短めです。また日本株の多くは配当金が年2回となっています。
こういった企業の株を買い、長く保有し続けることで配当金を受け取るのが基本戦略となります。
もっとも、これまで増配してきた企業が今後も増配するとは限らないことは覚えておきましょう。業績が悪くなれば増配をストップすることもあります。さらには、配当金を少なくしたり(減配)、なくしたり(無配)する可能性もあるのです。
かつて高配当株として知られていた銘柄に東京電力があります。電力株やガス株は不況にも強いディフェンシブ銘柄。そのうえ配当金も高く、人気だったのです。しかし、その東京電力も、東日本大震災後は株価が大きく下落しました。そのうえ、配当金をゼロにしています。
このように、絶対に安全な投資はありませんので、ご注意ください。
