海上自衛隊鹿屋航空基地のトップが交代し、新しい群司令が着任した。経歴豊富な新司令官は着任会見で、基地への無人機配備をめぐり「地域の方々の理解は必要」と語った。
新群司令に赤岩英明海将補が着任
海上自衛隊鹿屋航空基地の群司令が交代し、新たに赤岩英明海将補が着任した。着任にあわせて会見が開かれ、赤岩海将補が抱負や基地の課題について語った。
赤岩海将補は群馬県出身の52歳。鹿屋航空基地に所属する4つの部隊、約1300人を率いるトップとして指揮を執ることになる。

潜水艦追尾、海賊対処——実績豊富なパイロット
赤岩海将補は、現場経験が豊富なパイロットとして知られる。
2004年には、沖縄沖で国籍不明の潜水艦が領海を侵犯した事案が発生。赤岩海将補はパイロットとして潜水艦を追尾するという緊迫した任務にあたった。また、アフリカ・ジブチ沖では海賊への対処活動にも参加するなど、国内外の安全保障の最前線で経験を積んできた。
注目の無人機「シーガーディアン」配備 地域の理解が鍵に
鹿屋航空基地をめぐっては、無人機「シーガーディアン」10機の配備が予定されており、地域の関心を集めている。

着任会見でこの話題に触れた赤岩海将補は、次のように述べた。
「地域の方々の理解は必要と思っている。そのために必要な取り組みはしたい」
無人機の配備は基地の役割や運用のあり方に直結する重要な課題であり、地域住民との関係づくりが今後の焦点となる。新群司令がどのようにコミュニティとの対話を進めていくのか、鹿屋市内外から注目が集まっている。
(動画で見る▶海自鹿屋に新トップ着任 潜水艦追尾や対海賊の実戦経験を持つ赤岩海将補が約1,300人を統率へ)
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