創業60年以上の老舗おかきメーカーが営む、愛知県知多市の直売店「おかきや辰心」。1日3500キロ分の餅から作る約100種類のおかきが並び、規格外品のお得商品も人気です。
■知多の老舗おかき直売店
愛知県知多市にある「おかき屋辰心」は、創業60年以上のお菓子メーカー「竹新製菓」が運営するおかきの直売店です。店内には、およそ100種類のおかきが並びます。
店舗の横にはおかき工場があり、毎日たくさんのおかきを製造しています。
担当者:
「ここがお餅を作る大切な工程になります。今日はお餅3500キロ分です」
竹新製菓で製造されるおかきは、1日でお餅3500キロ分。出来あがった餅は商品サイズに合わせてカットされ、その後、乾燥、焼き、味付けなどの工程を経、約1週間かけて完成します。手間ひまをかけて作られています。
代表:
「この海苔巻きは、うちの優秀なおばあちゃんたちが手で巻いています。少し値が張りますが、生地も海苔もしっかりしています」
素材の質にとことんこだわり、昔ながらの“手作り感”を大切にしています。
■看板商品・濃厚みりん揚げ
そんな店の看板商品が「みりん揚」(378円)です。
客:
「竹新さんといえばみりん揚げ」
別の客:
「みりん揚げは、ダシが効いていて甘辛くておいしい」
米油で揚げたせんべいを、みりんや醤油から作った特製の甘だれにどぶ浸けし、サクッと軽い食感に仕上げています。
この看板商品が、直売店ではお値打ちに購入できます。
客:
「傷とか割れとか、色が薄かったりします。900グラム入っています」
割れなどがある規格外品「久助」(900グラム1080円)は、通常のみりん揚げのおよそ半額で購入できる、直売店限定の人気商品です。
そんなみりん揚げを超える一番人気の商品が「濃厚にどづけみりん揚」(231円)。
代表:
「通常のみりん揚げを割って、2度づけしています」
みりん揚げをあえて割り、タレを2度づけすることで、より濃厚な味わいに仕上げています。辰心一番人気のおかきです。
女性に人気の高いおかきが「海老焼もち」(340円)。粉末状にした海老をたっぷりと生地に練り込み、ほんのり塩味に仕上げたおかきです。
■軽食コーナー名物「岡田かつ丼」
店内には午前11時から午後3時まで営業の軽食コーナーもあります。
おかきメーカーならではの、お餅を活用したみたらし団子(3本300円)などの軽食が楽しめます。
そして、このコーナーの意外な名物メニューが「かつ丼」です。
客:
「目玉焼きが2個のっているので、インパクトがあります」
別の客:
「ここに来たら、目玉焼きのついたカツ丼。おいしいです」
丼ぶりごはんととんかつに自家製の甘口だれをかけ、その上に目玉焼きを2つのせた名物「岡田かつ丼」(900円)。
代表:
「岡田はこの地区の名前。岡田で昔から食べられている、半熟の目玉焼きとかつを絡めて食べるかつ丼。私たちからしたらかつ丼といったらこれ」
ここ数年、取材で取り上げられる機会が増え、ランチタイムには満席になることもあります。
代表:
「かつ丼の取材が多すぎるんです。あられ屋さんと知らずに驚かれる方がたくさんいます。メインはおかきなので、もっとおかきを取材してほしいです」
最近はおかきの店とは知らず、かつ丼目当てに訪れる人も増えているといいます。
客:
「かつ丼もそうですけど、一応お餅も買いに来ました」
かつ丼を目当てに来た人も、食後にはおかき売り場で買い物。相乗効果もあり、おかきの売り上げも右肩上がりだといいます。
おかき作りのこだわりと、ここでしか味わえない名物グルメが、多くの人を引きつけています。
