愛知県みよし市が、全国初となる新たなこども支援策に乗り出します。
みよし市の小山市長:
「ひとり親家庭等に対する経済的な支援として『こども応援緊急手当』の創設であります」
「こども応援緊急手当」と名づけたこの支援策。対象となる家庭は、0歳から18歳までの子供がいるひとり親世帯や、生活保護受給世帯などです。
現在支給されている児童扶養手当に加えて、子供1人あたり月6000円を市が独自に支給します。
小山市長:
「家庭の1食あたりの食材費が200円ということで、1カ月分で6000円というのが算出の根拠」
国の交付金を活用し、一時的に同様の支援を行った自治体はありますが、市の予算での継続的な実施は全国初とのことで、初回の支給は今年9月になる見通しです。
小山市長:
「夏休み期間における子供の居場所の確保、そして子供の食事の提供を行うことといたしました」
さらに、学校給食がなくなる夏休みの7月21日から8月31日まで、涼しく安全に過ごせる児童館や交流館を子供たちの居場所として活用し、食事支援として弁当を提供するとのことです。
「こども応援緊急手当」の対象世帯は市が全額負担、その他の子供も市が200円負担の1食350円で利用でき、食事を用意する保護者の負担軽減にも繋がります。
このほか学童保育でも、夏休みや冬休みなどの長期休暇中に、同じ条件で昼食を提供する方針です。
みよし市が打ち出した今回の取り組みについて、市民の反応は…。
市民ら:
「(夏休み中は)仕事を休むか、早く帰ってきて食べさせています。すごく助かります」
「僕と妻が働いている間は(子供は学童で)、お弁当を作ったり、向こうで出たり。利用できるなら利用したい」
物価高にあえぐ中でも、子供たちにはのびのびと…。
小山市長:
「子供が持つ可能性を貧困によってつぶさせない、そうした思いでしっかりと向き合っていく、子供たちを守っていくということを、今回の制度の趣旨として取り組みたい」