九州自動車道を時速152キロで走行し、警察に検挙された八代市の小野泰輔市長が、自らの給料を4月から4カ月間、50パーセント減額する条例案が可決されました。一方で、議員からは「自分自身に甘い判断ではないか」といった意見も出ました。

九州道を時速152キロで走行し検挙

この問題は、八代市の小野泰輔市長が2025年12月に熊本市の自宅から八代市役所に登庁していた際に、法定速度時速100キロの九州自動車道を152キロで走行し、罰金と免許停止の処分を受けていたものです。

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小野市長は処分後に事案を発表し、3月14日には会見を開き、「追い越した車に追いかけられ、イラッとしてアクセルを強く踏んでしまった」と当時の状況を説明、謝罪していました。

そして、3月23日の八代市議会で「二度とこのような違反を起こさぬよう、細心の注意と冷静な判断を行うことを、肝に銘じてまいる」と述べ、小野市長は自らの給料を4月から4カ月間、50パーセント減額する条例案を提出しました。

当初は減額期間を『2カ月間』としていましたが、厳しい批判があったことから『4カ月』に延長したとしました。

「甘い判断」「納得する反省と姿勢を」

この自らの給料を減額する議案に対し、議員からは「事態の深刻さと市民の不信感に対し、根本的な問題が整理されておらず、(処分内容は)不十分。今回の提案は、あまりにも自分に甘い判断と言わざるを得ない」と指摘。

また、小野市長が家族の暮らす熊本市の自宅と八代市との、2拠点生活をしていて、「災害をはじめとする、緊急時の初動対応に問題が生じるのではないか。市民が納得できる、心からの反省と潔い姿勢を求める」などの意見が出ましたが、条例案は賛成多数で可決されました。

議会終了後に小野泰輔八代市長は「もっと冷静に対処することを徹底しなければいけないと反省している。今後、ハンドルを持つ時は(安全運転を)固く心に誓って運転することを心がけたい」と述べました。

(テレビ熊本)

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