りゅうぎん総合研究所は、クルーズ船観光の経済効果を初めて算出し、2025年の1年間で161億円にのぼると明らかにしました。
りゅうぎん総研と沖縄コンベンションビューローが共同で実施した調査では、2025年の1年間に那覇港、石垣港、平良港を訪れたクルーズ船の乗客数は96万人余りで、その経済効果は161億300万円となりました。
県外から沖縄を経由する寄港型のクルーズは宿泊を伴わないことが多く、土産品や軽食などを中心とした消費にとどまるため、消費額は比較的低い傾向にあります。
一方、沖縄を出発して離島や近隣アジアを巡る「フライ&クルーズ」は、利用客が出航前後に沖縄で宿泊するケースが多く、消費額も大きくなる傾向があることから、今後はこの「フライ&クルーズ」を強化していく必要があると分析しています。
その取り組みの一つとして、久米島ではフランスの高級クルーズ船の乗客に向けて、地域の子どもたちが現代版組踊を披露し、高い評価を得たということです。
県文化観光スポーツ部は、沖縄の歴史や文化を交えた付加価値の高い観光コンテンツの創設を各地の関係団体と連携して進めていく考えを示しました。