任期満了に伴い3月22日に告示された倉吉市長選挙。
現職に新人が挑む構図で、争点の一つとなっている「街づくり」の課題について、それぞれ主張のポイントが分かれています。
倉吉市長選挙に立候補しているのは、現職で再選をめざす広田一恭さん(67)と新人で予備校講師の土井承夫さん(70)の2人で、現職と新人の一騎打ちです。
県立美術館がオープンするなどにぎわいの増した倉吉市。
2025年に倉吉を訪れた観光客の総数は延べ143万人余りで、前の年に比べ約30%も増加しました。
ただ、市内での観光客の宿泊率はわずか9.5%にとどまっているのが課題です。
現職の広田さんは、観光全般の経済効果についてはまだ道半ばとして、今の市政継続を訴えます。
広田一恭候補:
たくさんの人が来ていただきましたが、まだまだ経済効果につながっている状況ではないと思う。長く滞在していただいて、たくさん中部地域にお金を落としていただくようなことにつなげていきたい。
一方の土井さんは、小学校の校名問題や保育園再編など、現在の市政は問題が多いと指摘。税金の無駄遣いを是正したいと訴えます。
土井承夫候補:
一部の権益を持っている人だけが幸せになるのではなくて、みんなが額に汗して頑張る人が本当に報われる倉吉にしたい。
現市政の継続か刷新かが問われている今回の倉吉市長選挙。
鳥取県中部の中心地域として、新たな「街づくり」の未来もかかっています。
投票は、鳥取市長選と同様に3月29日に行なわれ、即日開票されます。