任期満了に伴う鳥取市長選挙が3月22日に告示され、現職と新人2人による三つ巴の選挙戦となりました。
現職の進める「街づくり」が争点のひとつになっていて、「街づくり」にスポットをあてて選挙戦を分析します。

鳥取市長選挙に立候補したのは、いずれも無所属で届け出順に、現職で4期目をめざす深沢義彦さん(73)、新人で市の元経済観光部長・大田斉之さん(64)、新人の前市議・柳大地さん(35)の3人です。
現職に新人2人が挑む2014年以来の三つ巴の選挙戦となっています。

鳥取市の人口は、2026年2月末時点で17万6000人余り、この20年間で2万1000人余り減少しています。
こうした人口減少に歯止めをかけるひとつの起爆剤として挙げられているのが、JR鳥取駅前の再整備で総額120億円をかけたビッグプロジェクトです。
今回の市長選でも鳥取市の「街づくり」で争点となっているひとつになっています。

現職の深沢さんは、駅前周辺整備について重要な局面とし、未来へ向け前進すべきと訴えます。

深沢義彦候補:
この街を今の時代にフィットした、そして50年先を見据えた、そういった街に変えていく。今まさにその時ではないかと。

一方、市の経済観光部長を務めた経験を持つ大田さん。
駅前周辺整備については「身の丈に合った」ものにするべきとしました。

大田斉之候補:
行政としては身の丈に合ったということでいいと思うし、街づくりの視点がない、駅周辺もっと大きく何か考えようやと民間に誘致していくとか、市民にとって必要な施設を入れたらいい。

また、前市議の柳さんは膨大な金をかけた整備が本当に必要なものなのかと疑問を呈しました。

柳大地候補:
駅前開発ものすごく莫大なお金がかかります。がんがんがんがんお金が使われる。
本当にそのお金が必要なのか、それを市民みんなで考えて私は子供たちにお金を使っていきます。

鳥取市の表玄関ともいえる駅前周辺の開発はどのように進むべきなのか、今回の市長選挙でも候補者3者三様の主張です。
市民にとっても「街づくり」のあり方が問われることになりそうです。

鳥取市長選挙は、3月29日に投票が行われ、即日開票されます。

TSKさんいん中央テレビ
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