田植えに向け、春の風物詩として知られるお湯を使った種もみの消毒作業が鶴岡市で始まった。

立ち上る湯気の中、湯に浸されるのは発芽前の種もみ。種もみの「温湯消毒」は、農薬を使わずに雑菌や細菌を消毒しようと毎年、この時期に鶴岡市のJAの施設で行われている。
作業は2026年3月12日から始まり、作業員が5キロずつに袋分けされた種もみを、60℃のお湯に10分浸した後、13℃の水で5分ほど冷やしていった。
「温湯消毒」は農薬を使わないことから廃液処理の必要がなく、環境に優しい作業です。またJAの施設では、「温湯消毒」だけでなく、そのあとの作業の「芽出し」や「種まき」まで依頼が可能なことから、農家の負担軽減効果もあり需要が高まっているという。

(JA庄内たがわ南部支所営農課 池田直史 営農係長)
「温湯消毒は米作りのスタートの作業なので、間違いの無い作業をして、確実に利用者のみなさんに届けたいと思っている」

作業は4月中旬まで続き、この施設では庄内一円の農家用に「つや姫」や「はえぬき」など、19品種・267.4トンの種もみを消毒する予定。

さくらんぼテレビ
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