アメリカを訪れている高市首相は、日本時間の20日未明、トランプ大統領と会談し、イラン情勢への対応を協議しました。
アメリカ・ワシントンから、フジテレビ政治部・瀬島隆太郎記者が最新情報をお伝えします。
首脳会談は1時間半に及びました。
同行筋は「首相は緊張していた」と話していますが、トランプ大統領が高市首相を「選挙で圧勝した」と称賛し、和やかなムードで始まりました。
高市首相:
私は世界の繁栄と平和に貢献できる、世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思っています。そのために私は諸外国に働きかけて、しっかりと応援をしたい。きょう私はそれを伝えにきた。
トランプ大統領:
昨日やおとといの日本の発信を踏まえると、日本は本当に責任を果たそうとしていると思う。NATO(北大西洋条約機構)とは違う。
首脳会談の冒頭30分ほどが報道陣に公開されましたが、焦点のイラン情勢でトランプ氏が直接的に艦船派遣を迫る場面はありませんでした。
NATOへの不満を述べたのとは対照的に、トランプ氏は日本の対応を評価し、政府高官は「なんとか乗り切った」としています。
首脳会談を終えた高市首相も、理解を得られたと自信をのぞかせました。
高市首相:
事態の早期沈静化の必要性をはじめとする日本の考え方をしっかり伝えた。(艦船派遣について)日本の法律の範囲でできることとできないことがあるので詳細に説明した。
また高市首相は、アラスカ産の原油を増産して日米で共同備蓄する方針を確認したことや、南鳥島周辺でのレアアース資源開発への協力などについて文書をまとめたこと、さらに、拉致問題の即時解決に向けてトランプ氏から全面的な支援を得たことなども、首脳会談の成果として挙げています。