原油価格の高騰に歯止めをかけるため政府は3月19日から補助金を導入した。
3月18日に最高値を更新したガソリン価格、3月19日も、まちのいたるところで、190円を超える数字が表示されている。補助金の効果はまだ限定的で、全体的に170円程度まで下がるには1週間から2週間かかるとみられている。
高騰するガソリン価格は、繁忙期に入っている引っ越し業者を直撃している。
「さっそくなんですが、今回のお引越しがいわきから福島へのご移動で間違いないでしょうか?」
福島県郡山市のサークルワン。引っ越しの依頼は3月だけで“100件以上”に上る。
サークルワン・小川雄紀部長は「毎日ガソリンをトラックに入れるような形にはなるので、そういうところ考えると、今この運送業界は、引っ越しだけではなくてもけっこう厳しくなると思います」と話す。
郡山市を中心にした県内の引っ越しを主に請け負っていて、多い時には1日で300キロ以上走る車両も。ガソリン価格の高騰は経営に直結する問題だ。
「早く(ガソリンの価格が)下がるのであれば、会社的にもやはり助かりますね」と話す。
さらに…。「ここは段ボール等の資材倉庫ですね」引っ越しに欠かせない段ボール。2025年の同じ時期と比べて、10%ほど仕入れ値が上がっている。
「急にやっぱり(値上げは)メーカーさんから言われるので、全然僕らも想像がつかないですね。どこまで逆に上がるのかなっていう不安が」と話す小川さん。
経営を圧迫しているが、当面の間は引っ越し料金を据え置く予定だ。「地域密着型っていう風な形でやってるので、やっぱり丁寧で安心・安全につとめながら、もちろんコストパフォーマンスもほかの大手さんに負けないように、頑張ってやっていきたいなって思います」小川さんはそう話した。