中東情勢の悪化で原油価格が急激に上昇しています。ガソリンの店頭での販売価格は、先週から今週にかけて30円前後上がりました。トラックの燃料として使用される軽油も値上がりしていて、運送業界は頭を悩ませています。

軽油の小売価格は、2月16日から1カ月間、小幅な値上がりとなっています。

今週の平均価格は18日に発表されますが、前の週より20~30円の値上がりが予想されています。

秋田市に本社を置く秋印の阿部哲彦秋田営業所長は、「軽油価格は上がりすぎていると思う。過去に体験したことがない上がり方」と話します。

秋印は、トラックで主に関東圏との間で青果物や水産物などの輸送を手がけています。業務には燃料が欠かせず、価格の急激な上昇に頭を抱えています。

仮に軽油の価格が30円上がると、秋田と関東圏の往復で、大型トラック1台につき1万円以上燃料費の負担が増えます。

約160台が1カ月輸送で走ると約174万円、県内や東北などへの輸送も含めると、月に200万円ほど燃料費がかかり増しになります。

車両やタイヤなど様々なものの価格が上がる中で、やりくりしながら営業を続けていますが、燃料価格の上昇で厳しさが増しています。

秋印は燃料の節約に努めていますが、輸送する距離は短くできない上に、冷蔵品や冷凍品の取り扱いが多いため、エンジンを止めることはできません。

企業としてできることをしながら、一刻も早く燃料価格が安定することを願うばかりです。

秋印 秋田営業所・阿部哲彦所長:
「燃料費高騰がこのまま長続きすると、通常通りのサービスも難しくなる。まずは価格が落ち着くことが一番の願い」

秋田テレビ
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