新たな販路を開拓するため、インターネットのライブ配信を活用し、福岡県八女市の特産品を海外に売り出す取り組みが行われました。
八女市の老舗製茶問屋「このみ園」で16日、SNSを使ったライブ配信が行われました。
配信先は福岡から約4500キロ離れたシンガポールです。
軽快なトークを繰り広げるのは、シンガポールで人気のシェフ、エディ・ウォンさん。
ライブ配信で商品を紹介し、視聴者がその場で購入できる「ライブコマース」の配信者としても知られています。
シェフならではの目線で食材の魅力を発信し、1回の配信で平均200万から300万円を売り上げる“スゴ腕”の配信者です。
地方の特産品の新たな販路を開拓し、輸出拡大につなげようと農水省が企画した今回のライブコマースには…
《ライブ配信》
◆八女市 簑原悠太朗 市長
「これは八女市で最も大きな茶畑です。八女に来る機会があればこれを見られますよ」
八女市の簑原市長も出演し、市の魅力をPRしました。
◆八女市 簑原悠太朗 市長
「八女の資源を世界に売り込みたいと思っているが、いま足元の燃料代もすごく上がっていて、海外に簡単に行くことができない中で、今回をきっかけに『ライブコマース』という八女の魅力発信のやり方も活用してきたい」
今回販売されたのは八女茶に関連する食品など、2日間であわせて22点。
45グラムで20シンガポールドル=約2500円の「高級玉露」は、店の代表へのインタビューを交えながら紹介され、販売開始から次々に売れていきました。
商品によっては300個以上売れたものもあり、今回の配信全体の売り上げは日本円で420万円に上りました。
◆シンガポールの人気配信者 エディ・ウォンさん
「すばらしい反響でした。八女市の商品はシンガポールの消費者にとっても非常に珍しいもので、ぜひシンガポールでeコマース等を通して今後も紹介していきたい」
小さな画面を通して世界の消費者へ。
ライブコマースがまちの特産品を世界へ広げようとしています。