人口減少に伴って段階的に中学校の統合を進めている米沢市で、2025年度で閉校する4つの中学校の「最後の卒業式」が行われた。

米沢市では2029年度までに中学校を現在の6校から段階的に3校にする計画で、2025年度は4校が閉校し、2校に統合される。

16日、その4校を含む市内全ての中学校で卒業式が行われ、このうち2025年度で閉校する米沢市立第二中学校で、159人の卒業生が晴れの日を迎えた。

式では、土田知良校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡された。
1枚1枚に「証書番号」が記されるが、米沢二中の“最後の番号”となったのは渡部由愛さんの卒業証書だった。

(証書授与)
「第18633号」

1947年の開校以来、1万8000人余りを輩出した米沢二中。

土田校長は、この1年間の3年生の活躍を振り返り、「皆さんは二中の最後を飾る誇り高き卒業生です」とたたえた。

また、卒業生を代表して後藤凜子さんが、統合後の中学校を引っ張っていく後輩たちにエールを贈るとともに、3年間の感謝を伝えた。

(卒業生代表・後藤凜子さん)
「私たちが背負った”二中最後を担う3年生”というプレッシャーは、1つ1つの物事に真剣に向き合い、持てる力を出し切るモチベーションになりました。3年間、本当にありがとうございました」

最後は在校生と卒業生による合唱が体育館いっぱいに響き渡り、創立78年の歴史を華々しく締めくくった。

(“最後”の卒業生・渡部由愛さん)
「入学してからの3年間、めちゃくちゃ楽しくて、いい思い出がたくさんできて、最後を締めくくれてうれしかった。少し寂しい気持ちもあるけど、高校でも勉強も将来の夢に向かって頑張りたい」

米沢二中と三中が統合して誕生する南成中は、現在の二中の敷地に新しい校舎が建設されていて、米沢四中と六中が統合する北成中とともに、4月に開校する。

さくらんぼテレビ
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