岩手県釜石市では3月11日、東日本大震災にまつわる朗読会が開かれました。
市内最年少の伝承者として活動する小学生が、鎮魂のメッセージを読み上げました。

11日、釜石市の旅館「宝来館」では震災で犠牲になった人に思いを届けようと朗読会が開かれました。

釜石市立鵜住居小学校の6年生・佐々木智桜さんが、市内の小中学生から寄せられたメッセージを読み上げました。

智桜さんは市から「伝承者」として認定を受けていて、3年前から震災の教訓を語り継ぐ活動をしています。

11日は、思いを込めながら地元の人などに向けてメッセージを届けました。

東日本大震災から3年後の2014年3月11日に生まれた智桜さんは、11日で12歳を迎え、集まった人たちからお祝いの言葉が贈られました。

朗読会の後、智桜さんは家族とともに市内の追悼施設を訪れました。
15年前の震災では智桜さんの祖母と伯母が津波の犠牲になっています。

智桜さんは2人の名前が刻まれた慰霊碑の前で祈りを捧げました。

佐々木智桜さん
「みんなに『おめでとう』って言ってもらえる日ではあるけれど、亡くなった方を追悼する悲しいけれど大事な日」

毎年、様々な思いが胸に浮かぶ3月11日。
今年も特別な日を迎えた智桜さんは、これからも震災の教訓を伝え続けたいと語りました。

佐々木智桜さん
「自分が生きた中だと12年だけれど震災が起きてから15年なので、やっぱり節目としては大きいと思う。しっかり災害や防災の知識のことを伝えていきたい」

岩手めんこいテレビ
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