岩手県は3月11日、2つの施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。
2つの施設合わせて33人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているということです。
県によりますと、3月5日に県央保健所管内の教育・保育施設(園児54人・職員17人)から、複数の園児や職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、3月4日から3月5日にかけて、園児14人と職員1人の計15人に嘔吐や下痢などの症状があったことが確認されました。
糞便検査を実施した結果、症状のある5人からノロウイルスが検出されました。
症状のある人は回復傾向にあるということです。
また、3月5日に同保健所管内の教育・保育施設(園児92人・職員18人)から、複数の園児や職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、2月22日から3月4日にかけて、園児15人と職員3人の計18人に嘔吐や下痢などの症状があったことが確認されました。
糞便検査を実施した結果、症状のある6人からノロウイルスが検出されました。
症状のある人は回復傾向にあるということです。
保健所の調査では、2つの施設とも施設の食事を原因とする食中毒の可能性はないと判断し、手洗いや消毒方法などの二次感染対策の指導を行いました。
県内では2025年度、3月11日までにノロウイルスやロタウイルスなどによる感染性胃腸炎の集団発生が77件報告されています。
県は感染対策として、用便後や調理前、食事前の石けんでの十分な手洗い、食品の十分な加熱調理(85~90℃・90秒間以上)、嘔吐をした場合は部屋の換気を十分に行いながら、マスクやビニール手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒することなどを呼びかけています。
※県央保健所管内は八幡平市・滝沢市・雫石町・葛巻町・岩手町・紫波町・矢巾町
(岩手めんこいテレビ)