岩手県内で6253人が犠牲となった東日本大震災の発生から2026年3月11日で15年です。
大切な人への思いを胸に、朝から各地で祈りが捧げられました。

15年前、7万本の松の中で唯一津波に耐えた奇跡の一本松は、穏やかな朝日に照らされました。

陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園には、11日午前、達増知事が献花に訪れ、黙とうをして犠牲者を悼みました。

達増知事
「被災者の皆さん、復興の現場の皆さんにしっかり寄り添いながら課題を捉えて、その課題を市町村・県・国と連携し、力を合わせ乗り越えていきたい」

そして2026年、特別な3月11日を迎えた家族がいます。山田町の山根さん一家です。

2025年10月、震災で行方不明となっていた長女・捺星さん(震災当時6歳)の遺骨が14年7カ月ぶりに家族の元に帰ってきました。

11日、山根さん一家は捺星さんの遺骨が見つかった宮城県気仙沼市の海岸を初めて訪れ、静かに手を合わせました。

捺星さんの母 山根千弓さん
「よくここにたどり着いたなという思いで手を合わせた。ぎゅっと抱きしめてあげたい。安心してって感じ、一緒にいるから寂しくないよという思いがある」

一方、山田町の船越漁港付近では、県警と海上保安庁の16人が合同で行方不明者の捜索をしました。

東日本大震災で、県内では関連死を含めて5147人が死亡し、1106人の行方が今も分かっていません。(県まとめ・2月末時点)

宮古警察署 小瀧心珀巡査
「行方不明者の骨が見つかったということもあるので、こういった地道な活動でも少しずつやっていくことが大切だと思って、一生懸命頑張りたい」

岩手めんこいテレビ
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