雲南市の宿泊施設が肉や魚など動物性の食物を一切口にしない「ヴィーガン」向けの会席料理を考案しました。
食をきっかけに、年々増加する外国人観光客を呼び込むねらいです。
雲南市の国民宿舎「清嵐荘」。
3月10日、お披露目された、「会席料理」です。
中村友香記者:
刺身や天ぷらなどが並ぶ、豪華な会席料理です。
ですがこちらには、肉や魚などが一切使われていないんです。
動物性の食品を一切口にしない「ヴィーガン」向けの会席料理です。
2025年夏頃から約半年をかけてメニューを考案しました。
3月16日から提供を始めるのを前に試食会が開かれました。
清嵐荘・調理チーフ・杉山京さん:
こちらは、生春巻きです。ライスペーパーで作ったものなります。
ふだんだったら、エビやアボカドが入っているイメージですが、きょうは大豆ミートを使って作ってあります。
刺身はこんにゃく、見た目や食感は魚と変わりません。
また、春巻きのエビや「チリソース」のひき肉の代わりに大豆から作った「代替肉」を使用、動物性の食材を一切使わず、9品の会席料理を仕立てました。
吉田ふるさと村調理チーフ・杉山京さん:
お肉や魚が使えなかったので“うまみ”というのが足りなくて、どう補うかをちょっと苦労しました。
試食会には雲南市の石飛市長も参加、その味を確かめました。
雲南市・石飛市長:
言われないと分からない。ちょっとびっくりですよ。
食感もハンバーグの食感みたいな感じです。
このヴィーガン向けの会席料理、ねらうのは台湾からの観光客。
台湾はヴィーガン食を好む人が多いと言われ、市が3年前から交流を続けるインバウンドの重点ターゲットです。
吉田ふるさと村・高岡裕司社長:
ヴィーガンの方というのは、食に関して非常に関心が高いということで、オーバーツーリズムを防ぎながら高収入を得られる。
「清嵐荘」では3月16日からこのヴィーガン会席をを宿泊者の食事として提供、食をきっかけに海外からの観光客を雲南市に呼び込むきっかけになればと期待しています。