東日本大震災の発生から15年を迎えたが、原発事故の被災地では新たなまちづくりが動き始めたばかり。福島県双葉町から伝える。

福島県双葉町で6月にオープンを迎えるホテルの屋上。「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」は福島第一原子力発電所から約4キロの位置にある中野地区で建設が進められている。
住民が「ふたたび」双葉で出会えるようにという願いも込められていて、地域最大級の会議室も整備される。隣には「復興祈念公園」が4月開園し、新たな交流の拠点がこのエリアに生まれることになる。

また、3月14日にはJR双葉駅東側に飲食店が入った「商業施設」のオープンを控えている。東日本大震災の発生から15年が経ったが、新たなまちづくりは動き出したばかりだ。

しかし、2026年1月に公表された住民意向調査では、52.8%が「戻らないと決めている」と回答。多くの人が自宅を解体し、避難先で暮らすことを決めている現実もある。

一方、2月末時点で、町内に暮らす201人のうち約半数は震災後に移り住んだ移住者だ。2030年頃に2000人程度を目標とする居住人口に向けて、帰還と移住の促進がさらに求められる震災16年目となる。

福島テレビ
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