身近な飲み物として広く親しまれているオレンジジュースが今、ピンチに直面しています。
世界最大のオレンジ生産国・ブラジルが天候不良などに見舞われ、歴史的な不作となっているのです。
オレンジ果汁の9割を輸入に頼っている日本では、円安の影響も加わり、価格が5年間で4倍近くにも跳ね上がっています。
世界的なオレンジショックに揺れる中、意外すぎる一手が投じられました。
それが、オレンジを一切使わずに作られた“代替オレンジジュース”です。
オレンジの代わりに、かんきつっぽいサッパリ感が特徴の黄ニンジンをベースとして、パイナップルやリンゴなど4種類の果物を配合。
価格は140円ほどです。
カゴメ株式会社 飲料企画部・近堂洋輔主任:
数億通りある原料の組み合わせから、だいたい2年かけてオレンジの味わいを再現しています。
オレンジショックへの危機感から、オレンジを使わない逆転の発想により生まれたオレンジ味のジュース。
人は、一般的なオレンジジュースとの違いに気づくのか。
街で調査してみました。
代替オレンジジュースとオレンジジュースを飲み比べた人は「(Q.味はどう?)えっ、どう?一緒じゃない?(違い)全然わかんない。(代替ジュースに)野菜の感じは全くなかった、びっくり」「オレンジそのまま搾りましたって言われても信じる。本物みたいでした」などと話していて、再現されたオレンジジュースはさすがの“ジャパンクオリティー”といえそうです。