暗がりの中、照明器具の明かりを頼りに進められたのは行方不明者の捜索。
インドネシアのごみ処分場で廃棄物の山が崩れ、数十台のごみ収集車などが巻き込まれました。

地元メディアによりますと、この崩落で7人が死亡したということです。

現場はインドネシア最大のごみ処分場。
首都ジャカルタからの廃棄物を、1日当たり平均7500トンから8000トンを処理しています。

3月8日、大雨が降り続いたことで大量のごみが崩落。
付近にいた人たちが行方不明になり、救助隊による捜索活動が進められました。

救助隊:
昨日の雨は夜通し、とても激しいものでした。それが崩落の原因となった可能性が高いです。この廃棄物の山は安定した地盤ではなく、緩んでいて土砂崩れが発生しやすいからです。

廃棄物の山の崩落に巻き込まれたのは、ごみ収集車の運転手や現場近くの屋台の店員ら13人。
警察や軍の関係者を含む200人以上の救助隊員が捜索に当たりました。

崩落に巻き込まれた男性の母親は、「息子は5人の幼い子供がいます。そのうちの1人が私に言いました。『おばあちゃん、まだお父さんが見つかっていなければ家に帰ってこないで。どうかお父さんを見つけて』。私は『おばあちゃんは待つからね』と伝えました」と話しました。

地元メディアによりますと、崩落に巻き込まれた13人のうち6人が救助されましたが、7人が死亡したということです。

このごみ処分場では、受け入れられるごみの量が限界に近づいていたとの指摘もあり、安全性に対する懸念の声も上がっていたということです。