10日午前8時ごろの栃木・宇都宮市。
降り積もった雪で車のフロントガラスは白く染まっていました。

真冬並みの寒気の影響で、関東では、3月としては21年ぶりの大雪となりました。

午前8時過ぎ、宇都宮駅前は雪で路面が悪くなり、階段は危険な状態に。
足元を確認しながら慎重に歩いていました。

雪が降るとは知らず、ヒールを履いてきてしまったという女性が「歩きづらい。地元が佐野市だが雪降ってなくて、(宇都宮に)来たら降っていた。歩ききれるかな…寒いし。憂うつです。帰りたいですもう」と話す一方、北海道出身の女性は「初めて、こんなぼたん雪を宇都宮で。札幌仕様です!危ないなと思ってブーツにして、ちゃんとしてきた」と話していました。

栃木県には大雪警報が出され、午前9時に宇都宮市で12cmの積雪を観測。
3月に10cm以上となるのは21年ぶりです。

大雪の影響で、駅のバス乗り場は混雑していました。

この時期としては異例のまとまった雪で、至る所で冬本番のような景色に。
市内の公園では、季節外れの雪かきに追われる職員の姿が見られました。

そうした中、桜には雪が積もり、幻想的な風景となっていました。

ピンクの桜と白い雪が織りなす春と冬のコラボレーション。
訪れた人たちが、珍しい光景をカメラに収めていました。

雪は東京でも。
東京・世田谷区や中野区、新宿区、豊島区でも10日朝、雪が降っていました。

都内では約1カ月ぶりの雪。
午後も気温は上がらず、都心では正午でも気温3.6度と真冬の寒さに戻りました。

さいたま市では、通勤・通学の時間帯に雪が降り始めました。
その後、雪は強くなり、午前10時ごろには住宅街の車にも雪が積もり、真っ白になりました。

雪は富士見市など、埼玉県内の各地でも。
そして、千葉・野田市でも大粒の雪が降り注ぎました。

午後になると雪はやんで晴れてきましたが、11日の朝、関東北部や内陸では氷点下の冷え込みとなる見込みで、積雪や路面凍結による交通障害に警戒が必要です。

3月としては異例の大雪となり、真冬に逆戻りとなった関東各地。
この寒さはいつまで続くのでしょうか。

11日は全国的に天気が回復しますが、東京都心では最低気温2度の予想。
特に朝が冷え込むとみられます。

13日ごろまでは気温は低めで、再び雪が降る可能性も。

しかし、週末からは気温が上がり暖かくなる見込みで、そのあとはいよいよ桜の開花の季節が近づいてくる予想になっています。