岩手県は3月4日、2つの施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。
2つの施設合わせて37人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているということです。
県によりますと、3月2日に中部保健所管内の高齢者施設(入所者28人・職員14人)から、複数の利用者と職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果2月25日から2月28日にかけて、利用者8人と職員4人の計12人に嘔吐や下痢などの症状があったことが確認されました。
糞便検査を実施した結果、症状のある4人からノロウイルスが検出されました。
症状のある人は回復傾向にあるということです。
また、3月3日に一関保健所管内の教育・保育施設(園児112人・職員49人)から、複数の園児に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果2月27日から3月3日にかけて、園児24人と職員1人に嘔吐や下痢などの症状があったことが確認されました。
糞便検査を実施した結果、症状のある2人からノロウイルスが検出されました。
症状のある人は回復傾向にあるということです。
保健所の調査では、2つの施設とも施設の食事を原因とする食中毒の可能性はないと判断し、手洗いや消毒方法などの二次感染対策の指導を行いました。
県内では2025年度、3月4日までにノロウイルスやロタウイルスなどによる感染性胃腸炎の集団発生が72件報告されています。これは前年同期の67件を5件上回っています。
県は感染対策として、用便後や調理前、食事前の石けんでの十分な手洗い、食品の十分な加熱調理(85~90℃・90秒間以上)、嘔吐をした場合は部屋の換気を十分に行いながら、マスクやビニール手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒することなどを呼びかけています。
※中部保健所管内は花巻市・遠野市・北上市・西和賀町
※一関保健所管内は一関市・平泉町
(岩手めんこいテレビ)