来年卒業する学生の就職活動が3月1日に解禁され、福岡市では早速、大規模な会社説明会が開かれました。

◆記者リポート
「こちらJR九州のブースです。後ろにも3列、立ち見が出るほどの人気ぶりです」

◆記者リポート
「福岡銀行のブースも大盛況です。学生たちが真剣な表情でメモを取っています」

本格的な就職活動が解禁となった1日から、みずほペイペイドーム福岡で2日間開催された「マイナビ就職エキスポ」。

大手から地元の中小企業まで合わせて355社が参加しました。

◆ファーストリテイリング
「売上げ高 3兆4000億円を記録。現時点では世界第3位」

◆あつまる
「日本における働きがいのある会社ランキングで表彰」

優秀な人材を確保しようと各企業がアピール合戦を繰り広げる中、会場でひときわ目を引いたブースが…

◆記者リポート
「こちら、九電工から社名変更したクラフティアのブースです。社名変更後、最初の採用活動ということで力が入っています」

去年10月に九電工から社名を変えた「クラフティア」は、鉄骨組みのブースで存在感を際立たせていました。

◆クラフティア担当者
「今年は学生の皆さんに知っていただくということも含めて、このブースにしました」
Q.通常ブースと比べて価格は?
「通常よりも2倍…それ以上かも」

マイナビによると、全国的な人手不足の影響で、今年も引き続き採用意欲の高い企業が多く、学生優位の“売り手市場”となっています。

そうした中、各企業が学生の呼び込みに活用していたのがノベルティの配布です。

◆麻生グループ
「これが、サボンのバスボール。あとボディースクラブ」

モバイルバッテリーやエコバッグなど、趣向を凝らしたグッズが並ぶ中、生命保険大手の第一生命は、なんと…

◆第一生命 担当社
「ラルフローレンのタオル」
Q.ブランドもので…
「すごい人気です。これを目当てに(ブースに)入ってくる人もいる」

対する学生たちの企業選びの条件は…

◆学生
「安定した生活がしたいので、休暇制度が安定しているところ」

◆学生
「給料と年間休日」
Q.初任給の希望は?
「30万円くらいあるとうれしい」

◆マイナビ 福岡支社 田中正典 支社長
「学生自身も生活や交際費とか、コストに関して不安を感じている。安定している会社や給与が良い会社を選ぶ傾向」

県内有数の大企業、九州電力も優秀な人材の確保に力を入れています。

◆九州電力 担当社
「今年も初任給を上げにいっている状況。休暇やテレワークといった柔軟な仕事のやり方に対する制度の充実。挑戦できる環境づくりも取り組みを進めている」
Q.良い人材は取り合い?
「取り合いです」

企業側が人材確保に「焦る」のも当然で、就活で使われる「内定充足率」という指標があります。

これは企業側が予定している採用数に対して内定を出した人数の割合で、今年春の卒業に関しては69.7%と、4年連続で減少し、2017年卒業以降で過去最低になりました。

想定通りに採用が進まず人材確保に苦労していることを示しています。

テレビ西日本
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