3月1日は新卒採用のエントリー解禁日。
就職活動がいよいよ本格化しますが、かつての常識は今、大きく変化しています。

就活の第一関門といえば“エントリーシート”です。

どうすれば採用担当者の目にとまるのか悩む日々ですが、大手製薬会社「ロート製薬」では…。

ロート製薬株式会社 人事総務部・藤原結衣さん:
エントリーシートでの書類選考を廃止し、代わりにエントリー“ミート”という形で最初に15分の対話するところが応募の入り口と設計しました。

エントリーシートを廃止した理由については「一番の理由はAI(人工知能)の普及とともに、エントリーシートによる選考があまり意味をなしていないかもと思った」と話します。

就活生がエントリーシートを生成AIで作成することが当たり前になり、個性を見極めることが難しくなったため、代わりにいきなり面談からスタートするスタイルを導入しました。

ロート製薬株式会社 人事総務部・藤原結衣さん:
これまでの文章だけで判断していたときに(就活生の)可能性を見逃していたんじゃないかという方も多分たくさんいた。すごく大きな変化になった。

就活の“令和の新常識”は他にもありました。

東京・江東区の体育館でバスケットボールをしていたのは、企業の担当者と就活生。
新たな採用イベント“就活バスケ”です。

狙いについて、主催者である株式会社Conext Marketingの一杉脩斗人事部長は「会社の魅力をフランクに発信していく。実際に働いている“素”が見えるのが、今の就活では大事」と話し、チームスポーツを通して、学生と複数の企業がお互いに自然な姿で交流することを目指します。

参加した学生:
まずはとっても楽しかった。より良いイメージがついた企業さんもあった。(Q. きっちりした面接とは違う?)全然違いますね。良い意味で緊張せずにいられたので良かった。

参加した企業:
私たち企業も学生たちの“素”の部分をぜひ見たい。「初めまして」の寄せ集めのチームで、声を出してリーダーシップを取れる学生は本当にすごい。プレーのときに未経験だが、すごく気を使っていただき、周りを見て動ける方が多い印象。

採用戦線に、これまでの当たり前にとらわれない取り組みが生まれています。