28日に富山県南砺市で開幕するモーグルのワールドカップ。世界トップ選手たちに、唯一の県勢選手として挑む大学生がいます。大会にかける思いを聞きました。
斜め軸で3回転する「コーク1080」に、板をつかみ2回転する「コーク720グラブ」。
どちらも高難度の大技で、高い身体能力と空中感覚が求められます。
魚津市出身の大学生元野響選手(22)。28日からのワールドカップに、県勢で唯一、出場します。
*元野響選手(22)
「自分はエアが得意なので、エアを武器として、試合では頑張りたい」
シーズン中は、毎週のように国内の大会に出場している元野選手。日々、自炊で節約しています。
*元野響選手(22)
「遠征中は自分で朝に昼ご飯を作る」
Q:なんでお弁当にこだわっていますか?
「ただの節約。(モーグル競技は)お金がかかるので、できる所は節約する」
元野選手がモーグルを始めたのは小学1年生。中学・高校時代、たいらスキー場で開かれたジュニアオリンピックでは1位に輝いたこともあり、過去3回、日本代表にも選ばれています。
*元野響選手(当時18)
「ナショナルチームに入って、ワールドカップで活躍するのが目標」
今回、オリンピックへの出場は叶いませんでしたが、初のワールドカップ出場を決めました。
その舞台は富山。「たいらスキー場」は、小さいころから練習を重ねてきた「原点」です。
26日の公式練習には、地元・魚津市のファンも訪れていました。
*ファン(魚津市)
「調子よさそう、頑張れ」
*ファン(魚津市)
「迫力があって、盛り上がるというか、応援したくなる」
得意のエアとターンで、ワールドカップでは、決勝進出を目指します。
*元野響選手(22)
「スキーの操作やジャンプの高さなどまだ足りていないところがある。限界(まで)ギリギリの滑りをして、エアは極限まで高く飛んで、スピードも早く、ターンもしっかりと見せて、決勝にあがれるように頑張りたい」
W杯で決勝進出を決められば、来シーズンの日本代表の候補にもなるということで、期待です。