今シーズン、秋田県の北部は記録的な大雪に見舞われました。リンゴや桃など果樹を中心にした農業被害が徐々に明らかになっています。鹿角市では26日、被害を未然に防ぐ対策を学ぶ講習会が開かれました。
鹿角市の1月の最大積雪は141センチ。観測史上最大を記録しました。桃やリンゴの木は雪の重みで折れ、収穫量が大幅に減少する見通しです。
雪による被害を減らそうと県が26日に開いた講習会には、鹿角市と大館市で桃やリンゴ、ナシを生産する農家約50人が参加しました。
講習会では、炭を使った融雪剤の適切な使い方や、小型無人機ドローンでの散布の仕方が説明されました。
県の職員は「いまドローンでまいたくらいの融雪剤が、薄めにかかっているくらいがちょうど良い量。手散布のときも量をたくさんかけても効果が増大するわけではないので、目安の量を覚えてほしい」と説明しました。
また、被害を受けた果樹の復旧方法などが説明され、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。
山本農園・山本喜代宏さん:
「かなり参考になった。なんとしても収量を減らさないように枝の復旧を頑張りたい」
県園芸振興課・平良木朱美主幹:
「県としても生産者がこれから園地を修復するための様々な支援策を検討しているので、そういったものを活用しながら前向きに営農に向かってほしい」
雪解けが進むにつれて深刻な被害が少しずつ明らかになっていて、県はさらなる支援を進める方針です。